未来を生きる君たちへの作品情報・感想・評価

「未来を生きる君たちへ」に投稿された感想・評価

重たい、戦争の始まりを見た気がする。
力で支配するヤツを見て、あれは愚かなやつだと教える父。
医者で難民キャンプに治療に行く父親、
その話やうんちく価値観を息子に話したりしない所が偉ぶってなくていいなと思いました。すごく素敵な役者さんでした。観終わった後にすごーい考えさせる映画
この世界の戦争や犯罪やいじめや暴力や暴言。醜さや汚さや残酷さ。
それに復讐すこともそれと同義で。
赦すこと復讐することその葛藤。
HEIDI

HEIDIの感想・評価

4.5
うまく言葉にできないけど、とても良い映画。今まで観た映画の中で、一番物事を考えさせられる内容だった。善悪に対する葛藤、そして愛と憎しみに対する葛藤に、人間らしさを感じた。答えがあるわけでもなく、何かメッセージがあるというわけではないけれど、映画を観て自分なりに映画の登場人物の気持になってその葛藤を想像してみるのはとても勉強になると思う。私にとってはかなり心に残る映画でした。ぜひ多くの人に観てもらいたいです。
ルイ

ルイの感想・評価

3.7
理不尽な暴力に対する復讐と赦し
抑えられない怒り

"殴られてやり返したらきりがない。戦争はそうやって始まる。"
とり

とりの感想・評価

4.0
世界から消えることのない暴力、その力強さに目を逸らせないーーーー圧倒的求心力を持つ倫理的・道徳的挑戦、これはもはや一フィクションなんかじゃない。胸を打ち魂に突き刺さる、答えは出ないし僕たちにはどうしようもできないのかもしれないけど。それすら言い訳かも。やるせなさみたいな虚無が襲う。「やたらと人を殴るなんて良くない、それでは世界がおかしくなる」
全人類必見。父と息子の距離感、関係性ばかりかははも含めた家族のそれぞれにスポットを当てて紡ぐドラマで、原題を含めて胸を締め付けられるよう。壊れた家庭、癒えない傷、孤独への深い洞察。なかなか届かない愛情に親子ってどれくらいわかり合ってるのかな。共に十分な親の愛には恵まれず飢えて心に穴を抱える二人が閉ざされた狭い世界における極限状態下で共犯関係とも読み取れる友情を築いていく。狂っていると思われようと秘密を共有する、やっとできた本当の友だちだから。自分達が子供だった思い悩んでいた時のことなど忘れてしまったかのような無能で事なかれ主義な大人たち。画が綺麗だからこそ寄ったり揺れたりしたときに、違和感やぎこちなさを感じる、というかそれを意識的に浮き彫りにするようなカメラワーク。映画という表現の特性である枠を使っての強制力故の賜物、残酷で斬新で普遍的。日常の中のサスペンスフルさと洗練されたドラマ。鬱屈とした気持ちを観客にも伝える巧みな撮影、編集。非ハリウッドなヨーロッパらしく一種のドキュメンタリー性で、喩えゆったりとした空気が流れようとも常に一定の不穏な空気感みたいなものも醸し出している。太陽の下でもどこか満たされない思いを皆抱えてる。絶えることのない喧嘩、世界から消えない争いの火種。流れる血と終わることのない破壊。皆がやり返していては終わらない。仕返しなんて可愛いげのあるものじゃなくて復讐、"親"に認められたくて喜んでほしくて褒められたい素直な気持ちは歪んで表れて。愛情に秘められた裏切りと憎悪、心の中に閉まってきた想いを吐き出す・ぶちまける。終わることのない憎しみの連鎖で人々は際限なく互いに傷つけ合う、生きてく辛さを抱えて。人の繋がりも使命もかくも脆くて危ういんだな。そして「やるしかない」と最悪のシナリオを想像してしまうような道に突き進んで行くわけだけど、それすらそこまでに丹念にドラマを紡ぎ積み上げてきたものがあるから成り立つこと。ナイフや屋上、悲劇を予感させる要素の織り混ぜ方が巧妙でいて自然。どん詰まりな日常をぶち壊す。綺麗な田園風景が映ろうとも、ここに幸せは待っていないのが分かるから居ても立ってもいられない。悲しみを皆隠してるけど、いざというときに暴力に訴えかけない本当の強さを垣間見るよう。都合の良いことだけじゃなくって悪いことにこそ目を向けないと。普段側にいないも子供の前で父親するのも大変だ。いつも近くに居られないけど僕は君たちに何を伝え、残せるだろうかと自問自答する。最後に微かに射し込む光、それは君たちの笑顔。これを守るために僕たちには何ができるのだろうか。

「ひどい顔だ、スウェーデン人」「ネズミ顔」
「最初が大切なんだ。パパには分からない。これでいじめられない」
「家にいるときも全て嘘、信じたかったのに」「信じたいけど無理」

「君みたいな愚か者は暴力で世界を支配するが間違ってる」
「相手する価値のないバカだ」「でも自覚してない」「やつは超クソッタレ」
「そこら中ですごんで皆怯えてる」
「膨らませ、膨らませ、膨らませ」Anton, she's gone.
「子供は死ぬと幼くなる、大人も死ぬと子供みたいだ。ママも少女のようだった」
TOMATOMETER77%AUDIENCE86%
In a Better World is a sumptuous melodrama that tackles some rather difficult existential and human themes
「やられたら、やりかえす!」
それが正しいことだと信じる子供たちと
「それでは何も解決しないんだよ。」
ということを伝えたい父親
いろいろ考えながら観ていたけれど、一番心に残った場面は、
「殴ることしかできない奴はバカだ」という考えの父親に対して
(本人が自分はバカだということを理解しなければ報復にならない!)
という考えを子供たちが持つ場面
邦題の「未来を生きる君たちへ」というタイトルは結構いいなって思いました
Filmarksで教えてもらってから
ずっと観たかった作品👌🏻

色んな人に
人生のどこかで観て欲しい作品です🎬


🚲


想像以上に重かった

あちらのリアル と こちらのリアル
時と 場合と 人と 環境と 大小と
違いがあっても 違わない

土地 国 人
それぞれでの過去があり 理由がある
ないものはなく
未来を生きる君たちがいる

紛争/戦争の始まり方
終わりのない理由

何百年前も 何百年先も
変わらないことへの絶望すら感じる

見えないカーテン(幕)越しに降り注ぐ光を
エンドロールで感じた

映画冒頭アフリカのシーンは
オープニングでもあり
エンディングから変わらず続く
今日明日でもある

屋上から見る風景&シーンがとても印象的で
昼間は広がる景色の中に 窮屈さを
夜は暗闇の中にドン底の無限を感じたかと思えば
そっと包み込むカーテン(幕)があった


感じたことを 感じたままに書いてみたが
自分の感じたことを1㍉も表現できない
だから 人生のどこかで観て欲しい。
shinnaoki

shinnaokiの感想・評価

4.0
かなり名作。暴力は暴力を生む、連鎖を断ち切る必要あり。しかし、自分の子供への執拗や暴力に対し、無力でいられるか?

正義感の強さから暴力に頼る少年。気持ちはめっちゃわかるんだけど、、、というなんとも言えない気持ちになります。
この少年がいじめっ子をボコボコにするシーンにカタルシスを感じた人は、僕含めみんなどこかには、暴力の必要性を感じているんじゃないかな。

子どもの犯罪、イジメ、戦争、やるせないなあ。
Nia

Niaの感想・評価

-
重かった。
捻くれ者は子供も大人も一緒で、人に暴力を振るうことの残忍さを理解していない
アフリカとヨーロッパの世界を描くことで、現実世界の対比が綺麗に描かれていてた。その両方を経験したアントンが放つ言葉には重みがあった
エリアスとアントンの器の大きさ
tai

taiの感想・評価

3.5
ジャケから緩めの内容と思ってたら怒りをテーマにした内容で重かった。
横柄で乱暴なやつらは自分がされたらキレるくせにやりたい放題やっとるからホンマ腹立つわ。アホは相手にしてもしょうがないということを示してもアホ側が襟を正さん限りどうしょうもないもんなぁ。
1回そういうアホばっかり集めた街でも作って自分のアホさを認識した方がええで。
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