未来を生きる君たちへの作品情報・感想・評価

「未来を生きる君たちへ」に投稿された感想・評価

756bee

756beeの感想・評価

3.6
復讐の連鎖みたいな話かと思ってたら少し違ってたけど、いい映画やった。それにしてもこの映画の予告編はネタバレしすぎやろ。
maipoyox

maipoyoxの感想・評価

3.8
いじめや、暴力に対して大人が正しい姿を見せるって大事だなぁと。少しもやっとするけど、デンマーク映画よき。
yukko

yukkoの感想・評価

3.3
二度目の鑑賞。

転校してきた男の子の、目つきがハンパない。
でもお父さんと和解してからは、穏やかな顔つきに。
まるで別人のよう。
演技上手いなー。


子供達の前で殴られるとか、キツい。
お父さん、立つ瀬無いよ。
Mikihiro

Mikihiroの感想・評価

3.8
社会に蔓延する不条理
理不尽な暴力に対してretaliateするのか、それともtolerateするのか、まさに未来を生きる若者へのスサンネ・ビアからのmessage
人を呪わば穴二つ。理不尽な暴力に対する復讐と赦し。このテーマ‼︎すぐに物語にゾッコンとなる。人の情動の描出が丁寧で深くコトの大小種類の違いあれど普段から自分にものしかかる感情で移入も大きい。こんな恒久的でありはっきりとは閉幕し辛い複雑な問題に臆することなく取り組んで頂き監督殿にはかたじけない。過去に固執してばかりでは自分を失うばかりでやられたらやり返すでは世界はおかしくなる。昔に比べてコントロール出来るようになったと思うがやっぱりこの感情の扱いにくさは途方もない(腹を立てることすらしたくない)。思っていたよりずっと濃く重たいパパさんの問題にも考えさせられることが多い。

おすすめしたい
アカデミー外国語映画賞
亘

亘の感想・評価

4.0
エリアスはいじめられっ子だが心優しい少年でいじめっ子に抵抗できない。友人クリスチャンは正義感が強く異論を認めない。2人は町の乱暴者への復讐を計画するが次第に計画がエスカレートする。一方エリアスの父はアフリカで村人たちの悪人への復讐を目にする。

原題"Hævnen(復讐)"が示すように人々の行う復讐と憎しみの連鎖を描いた作品。復讐といっても小さなものから大きなものまである。原題は現在の暗い面にフォーカスしてるけど、英題"In a Better World(より良い世界で)"と邦題『未来を生きる君たちへ』は、復讐はきりがなくて最後は戦争になってしまうというアントンの教えを表していて2人への期待と将来への希望を見せていると思う。

「悪を懲らしめたいクリスチャンと暴力組織をひどく憎むアフリカの村人」と「どんな相手にも対等に接し相手を許そうとする子エリアス・父アントンの親子」が対比されている。クリスチャンはいじめっ子ソフスを憎み彼に復讐をする。これはもしかしたら子供の小さめの復讐。その後クリスチャン主導で乱暴者ラースへの復讐を開始する。これは相手により大きな危害を加えようというもう少し大きい復讐だと思う。そして今作で最も大きな復讐は、犯罪組織ビッグマンへのアフリカの村人の復讐だろう。重傷を負い全く抵抗できないビッグマンのリーダーを村人がリンチする。相手を憎み気持ちはわかるが、復讐は単に新たな憎しみを再生産するだけできりがない。

エリアスはソフスをほとんど無視して抵抗してなかったし、アントンは犯罪組織のリーダーを人として扱い丁寧に治療する。それでもクリスチャンや村人にとっては、敵は敵でしかない。だからエリアスやアントンが敵を許すことに疑問を投げかけ、エリアスとアントンを大きく悩ませる。復讐と憎しみの連鎖を断ち切るには彼らのような広い心が必要だけど、それと同時に心の強さが必要なのかもしれない。

クリスチャンは復讐にしか目を向けてなかった分友人エリアスに大けがを負わせ、エリアスの母から憎まれる。自らの正義を達成するための行動が味方の友人を傷つけ、友人の家族から憎まれてしまう。「敵/味方」という二元論でしか見れない彼にとって味方を傷つけ、味方から憎まれるのは相当ショックだっただろう。でもアントンはクリスチャンを許し助けるし、ついにクリスチャンも"許し・寛容さの力"を感じたに違いない。クリスチャンとエリアスの再開は2人の新たな日常の始まりを感じさせた。

印象に残ったシーン:クリスチャンがソフスに立ち向かうシーン。エリアスが復讐計画から降りようとするシーン。アントンがビッグマンのリーダーを救おうとするシーン。アントンがクリスチャンを許すシーン。

余談
原題は"Hævnen(復讐)"で、英題は"In a Better World(より良い世界で)"です。
復讐がテーマの映画らしい。
終始暗い。
意外と見入ってしまった
場面ごとの風景描写がおしゃれ
Aboy

Aboyの感想・評価

3.6
デンマーク映画
やられてもやり返さない哲学
それぞれ傷と罪を抱えた二つの家族のお話。

子供の危うさは見ていてハラハラするが、終わり方が救いがあって良かった。

原題は復讐らしい。邦題の根拠が全くわからん。
テーマは復讐と赦し。重たいけど観て良かった素晴らしい映画です。
前半の暴力をテーマにした 展開は見ていて色々な 考えさせられました。後半は家族の物語にシフトチェンジして、テーマを端に追いやった気がしたので残念。それでも素晴らしいファミリー映画でした。
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