SFの続編でしかも3作目ってことで期待してなかったけど、
SF要素も、アクションシーンも、コメディーパートも、エイリアンのビジュアルも
全てにおいてシリーズで1番好きだった。
「バタフライ効果」をテーマとして、
タイムジャンプを使ったアクションは痛快だったし、冒頭のいくつものセリフの伏線回収が気持ちよかった。
タイムリープ物の映画は必ずといっていいほど謎や議論が出てくる。
・Kの記憶は元のままなのか、書き換えられたのか…
・1作目でJをスカウトしたのは意図的なのか…等々
辻褄が多少合わなくてもこういう考察がネット上で巻き起こる映画が好きなのでそういう部分でも楽しめた。
この大好きなコンビでの続編が観たい気持ちもあるけど、これが最後であっても満足できる素敵なラストだった。
同じく大好きだったパグ犬フランクが
Jの部屋に飾ってある大きい写真だけの登場だったけど、フランク(本名ムシュー)はMIB3撮影前に亡くなってしまったらしい。
あの写真は最大限の敬愛の印だった。
