このレビューはネタバレを含みます
静かで平坦な映画。スピリチュアルな題材なのに、胡散臭さが無いのが良かった。
マーカス君が不憫でならなかった。里親は里親になる覚悟が足りてない。
料理教室の女の自己中さには腹が立った。嫌がるジョージに強制したくせに、勝手に傷付いて離れていくなんて。まあ過去の経験がショックすぎて、無意識に潜在意識に押し込んで忘れていたのだろうけど。
マーカス君の交信、最後はジョージの嘘だったという意見を見て納得した。確かに、普段は目線を逸らして交信するけど、ジェイソンが再び戻った時だけマーカスの顔を見ながら話しているもん。ジョージ優しい。
でもジョージが自分の能力を、あそこまで毛嫌いする理由は分からなかった。確かに女に逃げられる描写はあるけど、人から感謝されることの方が多くない?
最後の二人のビジョンは唐突だったけど、初めて未来を見て生きる、ということを表してるのだろう。希望があって好きな終わり方ではある。