凄く良かった。
序盤からローペースで始まり、終わるまでローペースだが、心にくる何かがある。
それは題材が死後の世界、という事もあるだろうが、あえてローペースでゆっくり登場人物が交差するところを描いているイーストウッドは流石だと思った。
こういう物語は人に感情移入させないとなかなか感動できない作品なんだけど、そこはじっくりと、ゆっくりとイーストウッドが描いているのでかなり感情移入できる。
しかしそういう手法を好きでない人にとっては退屈な映画かもしれない。
ローペースな映画で山も谷も少ない。
僕は登場人物に思いっきり感情移入したい人間で、その登場人物の感動を味わいたいが故に映画を観ているくらいなので、この作品は僕にとってはとても秀逸。
好みが別れる映画だとは思うが、僕はとても素晴らしいと思いました。
満点。