風神

植村直己物語の風神のネタバレレビュー・内容・結末

植村直己物語(1986年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

NHK BSプレミアムシネマ放送分を
録画して鑑賞。

西田敏行さん。
池中玄太か猪八戒か。
大河の印象もちょいちょい。
人は必ず死にますが
好きな役者さんや声優さんが
お亡くなりになるのはやっぱり悲しい。

映画としては
なんの捻りもない
ど直球な作品でした。
まぁ、そのほうが
植村直己という人となりが
伝わって良かったとも思う。

個人的に
植村直己という人に
共感できるところもなく
奥さんの事を考えると
人としても好きになれない。
登山家とか冒険家って
好き勝手やってる印象だし
あのラストは心の区切りも付け難い。

この作品を作るにあたっての
スタッフや演者の苦労は
物凄く大変だったんだろうなぁという
部分においては同情的な気持ちになった。

何気にワンコ映画でもありますが
犬を蹴ってるシーンとか
クレバスに犬が落ちるシーンとか
犬好きには結構辛いシーンも多い。
チビが亡くなった時の
他のワンコたちの演技?が素晴らしく
あのシーンはちょっと泣いた。

作中で本人も言ってましたが
学術的な意味もなく
ただ個人の道楽の為に
多くの人達から寄付を集める。
クラファンの無い時代にも
同じような事をしてたのね。

2024-285
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