モモモ

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦のモモモのレビュー・感想・評価

3.9
2020年の今となってはリヴァーもコネリーもいないのだから、不思議な気持ちだ。彼らへの認識がフィルムの中で止まってしまっている。いい事なのか、悪い事なのか。
「やっぱりこれで完結で良かったんじゃないかなぁ」と思ってしまう綺麗な収束を見せる第三弾。
知識、歴史に取り憑かれた男VSナチス。
ワーカーホリックの父親にワーカーホリックの息子。
そんな仕事中毒人間が親子お宝探し珍道中の果てに「仕事(宝)ではなく私(家族)の手を取れ」という結論に至る。
コネリー登場から物語が加速度的に面白くなるので、インディシリーズはやはりキャラクター映画なのだなぁとしみじみ思う。
武闘派の息子に引き気味の父、父には萎縮して敬語で話す息子、積年の不満をぶつける…!と思いきや親子2人でワクワクニコニコ。今までの美女&インディよりもよっぽど名コンビに違いない。
小さい頃に観た時は何とも思わなかったけど「親父と穴兄弟」は相当キツイ。笑えないよ。
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