コンコン

震える舌のコンコンのネタバレレビュー・内容・結末

震える舌(1980年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

いつか観たいと思ってはいたので、ようやく観られて感無量。
怖いは怖いけど、不憫で居た堪れなくて親の気持ちで観てしまうので傷ましさに胸が痛くて、たびたび画面から目を逸らしながらもどうにか鑑賞。

今みたいに簡単には情報を得られないし、何が起こっているのかまるでわからない中ただ我が子が苦しんでる姿を見守ることしか出来ない夫婦の心情の変化とその演技に圧倒されっぱなし。
4日目までの、まだそれしか経ってないの⁈と突っ込みたくなる程、気の休まらない痙攣発作の嵐。
昌子ちゃんの演技がひたすら凄い。

破傷風の恐ろしさをこれでもかと知らしめてくれる映画でした。

ラスト回復は何故か知ってたのですが、それを知らなかったら最後まで観てられなかった可能性大。
現代と違う昭和の雰囲気は懐かしくもあり楽しめました。
コンコン

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