わたる

さよならみどりちゃんのわたるのレビュー・感想・評価

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)
2.2
ゆうこのキャラに最後まで共感できなかったのでこのスコア

ダメ男のユタカの方はまだいい、表面にも自分がそういうキャラですとちゃんと表明してるしクズい性格もおそらく自覚済み

問題はユウコの方で相手が頼んできたら断らない女って本命になれないのはそういう性格だからでしょ
この子がどういう性格なのかはラストで歌った『14番目の月』がわかりやすい

満月だったらあとは月は欠けていくだけ、そうじゃなくて満月になるひとつ手前の14番目の月が好きっていうのはすごく女の身勝手さを表してる

ユウコはユタカのダメ男なところが好きで、でも恋愛ではちゃんと向き合って欲しいと考えてる
仮にユタカがほかの女にフラフラせず自分だけが本命になったらもう魅力的じゃないから好きじゃなくなるのよこの女は

ダメ男じゃないと好かれないのであればセフレ関係を続けるか立ち去るしかないじゃない?
そういう面ではユウコがユタカを追い込んでる面もあって恋愛として成就しようがない

本人の性格の問題なんだけどそういう女ばかり寄ってくるユタカにも同情するかなってのが映画の感想
わたる

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