taazan

遙かなる帰郷のtaazanのレビュー・感想・評価

遙かなる帰郷(1997年製作の映画)
3.8
強制収容所の中でも最大級の犠牲を出したアウシュヴィッツから、故郷のトリノに帰還した人の伝記的作品。

強制収容所の壮絶さは描かれていないけど、プリーモの『神は存在しないと思う』の言葉で充分に伝わる。

解放後、ソ連の庇護の下で強制労働に従事するプリーモが絶望する事なく、ただ静かに、流れに身を任せている姿がいたたまれない。
taazan

taazan