大長編2作目。“のび竜”ほどは、のび太の成長劇にはなっていないので1作目よりかは一寸劣るかなぁという印象。でも藤子F不二雄ワールド全開でとても楽しい。
コーヤコーヤ星の宇宙船の扉とのび太の部屋の畳が繋がってしまうという始まり。コーヤコーヤ星の少年ロップルとのび太との交流が始まる。
コーヤコーヤ星の開拓を廻り、悪徳業者と戦うことになるのび太たち。
コーヤコーヤ星が地球より重力が少ないので、地球人が圧倒的に強い逆スーパーマン状態。そしてのび太の特技の早撃ちでガンガン敵を倒していく展開は、完全に西部劇!
この映画ほどのび太を格好良く描いた映画は無いというくらい格好良い。
早撃ち設定はチートすぎるだろうとも思うが。
今作は、ワープや時空の捻れといった、いかにも藤子F不二雄的な宇宙SF設定の活用も見どころ。幼少時の僕はヤマトよりもこっちを先に観て学んでるんだな。
あとコーヤコーヤ星の動物、特にパオパオの可愛さね。夢の様なクリーチャーだよ。大好きだった!