スタンダード

愛しのタチアナのスタンダードのレビュー・感想・評価

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)
5.0
【空を破りたい、虚がまとわりつくから】


『殻を破りたい?』
『車ごと店に突っ込みたい?』


そうは思っても、
人間そうは行動に移せない。


最初は退屈な珍道中。
『通じ合えたのは心が成長したから?』


というよりは、
『間合いが掴めてきた』
『程よい距離感が分かり始めた』
という方がしっくりきます。


『無理に成長する必要はない』
『怠惰の中に少しずつでも』
『間合いを詰めていければ良い』
そんな気がしました。