たろさ

ドラゴン怒りの鉄拳のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

20世紀初頭、大日本帝国が中国に進出してきた時代の上海。中国武術の大家、霍元甲が謎の死を遂げた。弟子の陳真(ブルース・リー)は師の突然の死に疑問を抱く。時を同じくして、日本人柔道場の鈴木寛(橋本力)の道場への嫌がらせが始まる。


主なアクションシーンが最初の日本道場とラストバトルだけなので少ない。ブルース・リーのキスシーンや、人力車の車夫、新聞売り、電話の修理屋に変装する七変化を楽しむ。
中国の誇りをかけて戦って最後は銃殺される。熱い展開だけど3人も人を殺してしかも死体を人目に付くように吊るのはどうかと思う。ここだけ見るとただの連続殺人犯。他にも数多くの門下生やロシア人のペトロフ、ラスボスの鈴木と多数ぶちのめしている。
そもそもだけどブルース・リーが報復で日本道場で暴れたせいで大事に発展してしまった。おとなしく我慢をしていればたくさんの門下生が死ぬことはなかったかも。
芸者の裸ダンスはヘンテコだった。昔の香港映画って「とりあえずどこかに女の裸を出しておこう」という考えがあるのかもしれない。

【豆知識】
鈴木役の橋本力は大毎オリオンズの元プロ野球選手で野球選手を引退した後は俳優に転身して大魔神役などを務めた。
鈴木が吹っ飛ばされるシーンのスタントはジャッキー・チェン。
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