大分前に視聴してましたが、Mark忘れてた……
舞台は2019年、新首都「ネオ東京」
第三次世界大戦を経験し、来年にはオリンピックを開催する程迄に繁栄したネオ東京
しかし、其処では反政府ゲリラと軍隊との抗争が至る所で起き、それに乗じて暴走族の悪行も目に余る迄になった正に混沌の世界
そんな中、暴走族のメンバー・金田が超能力者との戦闘に巻き込まれる……
2020年のオリンピック開催国が東京に決定し日本中が大歓喜していた頃、私の周りでこの作品を話題としていた人が大変多かったので視聴しましたがこれは凄い！！
先ず2020年の東京オリンピックを予言しているのも驚きですし、暴走族が暴れ、軍隊はゲリラを躊躇なく弾圧し、超能力者は自ら思うままに暴れまくる。正に『マッドマックス』的Distopia！！
超能力描写も、私が大好きな『絶対可憐チルドレン』『とある科学の超電磁砲』に勝る迫力でしたし、これを1988年に創り上げる事自体が正に偉業でしょう！！
あ、因みに原作は未読です。以前私が入り浸っていた図書館には一応置いてあったのはあったのですが、全6巻の内最初の第1巻だけが紛失していた為、泣く泣く断念。それが故に原作を読んでいないと理解出来ない所も多々……というか後半の展開がさっぱり分かりませんでした……
後は鉄雄に片想いしていたあの女の子？
劇中で酷い目にしか合ってない気がするのですが、あれで良いのでしょうか……
因みに現在、実写化映画のプロジェクトが進行中らしく、wikiによると『ワイルド・スピード』のジャスティン・リンにオファーが来たとの事ですが、事実かどうかは不明。原作の舞台通りに2019年公開を狙うつもりなのでしょうが、今作は80年代ならではの社会問題を盛り込んだ上で考え抜かれた世界観が魅力で有り、そこに作者独特のキャラクターデザインやザラザラした作画が加わった事で完成した傑作だと思うので、それを全部CGとかで創り上げた所でねぇ……
それにハリウッドが日本を描こうとすると、私自身絶対に違和感を感じるので正直止めた方が良い様な
後、「ハリウッドが日本の作品を実写化！」という特報を聞く度に
皆さん『ドラゴンボール EVOLUTION』を失敗例として挙げますよね。まあ仕方ないとは思いますが、2年前に劇場公開され大惨事を引き起こした『KITE』の事も忘れないであげて下さい。
(日本産R-18アニメの実写化です)
