ふじPONっ

アキラ AKIRAのふじPONっのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
3.8
(山形のバイクに跨がって)
「こいつを届けてやるのさっ!」

制作費10億円
8社の製作会社
15万枚のセル
327色の彩色
口の動きをリアルに作画するプレスコ方式
(同時期のナウシカは制作費約8億-約7万セル-381色)
巨大プロジェクトと映像の緻密さで映像化不可能と言われた本作は30年経っても色褪せることなく輝いている。

当時ファミコン全盛期の頃、友達の兄ちゃんが「カッコいい映画がある!」って教えてくれたのが『AKIRA』だった。だけど、観るすべもなく忘れてた。
二十歳の時、友達と映画の話になった時『AKIRA』の話が出て初めて観た。
10年以上経ってたのに、画力と説得力は圧倒的だった。
特にカッコいいなぁって思ったのはバイクのテールランプ。チェイスシーンはアクション映画みたいだ。

そして2018年...
奇しくも東京オリンピックを迎える現実の日本とアニメの世界がリンクする。

おそらく沢山の後発の作品に影響を与えたんじゃないだろうか?
30年経った今だからこそ、そんな話もしてみたくなる。
ふじPONっ

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