カネシロヒデノリは在日韓国人
小さい頃から虐められてた彼は
無為な毎日を過ごしている。
ある日、彼の姉ナナコが
手首を切って自殺してしまう。
姉に一度祖国を見せたい彼は
姉の死体を持ち出し博多へ向かう…
•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪
何年も前に見た作品。
愛くるしい市原隼人が見たくて。
市原隼人のビジュアルはこの頃がMAXだと思う
柄本佑と柄本明が親子共演してたことを
今回初めて知った。というか覚えてなかった
松山ケンイチや小出恵介、蒼井優まで出てる。
過去の邦画を見る楽しみはこーいうとこだよね
ずっとニコニコと笑い
頭のネジが飛んでいる主人公のカネシロ。
重い話を明るく語り
「僕朝鮮人だもん♩」とヘラヘラ言うが
その言葉には祖国への思いと
虐められた事への皮肉が混じってるのだろう。
ふとした時に吐くカネシロを見ていると
心が壊れてしまっているのが分かる。
カネシロだけではなく
登場人物全てがどこか壊れてる。
まともになりたいと言ったタローも
まともではない。
まあ正直ストーリーとしては面白くない
俳優がいいから最後まで見れる
当時見たときはめっちゃ良い!!
って思ったんやけど何が良かったんかな
私も狂ってたんかもしれんな
まだレビュー上げてないけど
"青い春"を見たあとだと
彼らの危うさが陳腐に見えてしまった。
最初と最後が繋がって
何でそーなったかの伏線回収があるのは
なるほどな、とはなりました
市原隼人に癒されたからまあいいや