MiYA

告発のときのMiYAのレビュー・感想・評価

告発のとき(2007年製作の映画)
2.5
「映画天国」にて。監督が「クラッシュ」のポール・ハギスというので期待したら、あれ?

最後に明らかになる真相も、軍や国家が絡んだ陰謀だったりを期待するわけですが、実話を基にしただけあって、びっくりするくらい地味。わずかな手がかりと推理で事件の構図がひっくり返っていくところは面白いですが、どうも真相部分のインパクトが弱いですね。戦争がいかに人間を壊してしまうのか、そして家族を失う悲しみといった反戦メッセージを出したかったのであと思いますが、なかなかこの淡々として演出では伝わるものも伝わらないなぁ。

珍しく黒髪のシャリーズ・セロンが美しかったですが、最近疲れた役どころが多いですね…。

それと、この平凡な邦題はなんなんでしょう。「告発の行方」?「真実の行方」?「評決のとき」? 勘弁してー!
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