告発のときの作品情報・感想・評価・動画配信

『告発のとき』に投稿された感想・評価


イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を描く。

イラクの最前線からアメリカに帰還したマイクは、その帰国直後に軍隊から脱走し、行方をくらますマイクの父親の退役軍人ハンクは地元警察の女性捜査官とともに息子の捜索を始めるが、真実を追い求めるにつれて、父親の知らない息子の素顔が明らかになっていく……。

共に戦った者同士なんだけど…。
アカデミー賞(2008年)ノミネート
jun

junの感想・評価

3.5
記録

トミー・リー・ジョーンズの佇まいが素晴らしい!!

息子の知らなかった一面。
真実が明らかになって行くにつれて何とも言えないやるせなさ。

戦争は異常。
身も心も壊す。
トミーリージョーンズが良すぎる
そんで戦争を題材にした作品でも自分の中ではかなり上位に来る

アメリカの闇と戦争の状況の異常さ、状況によって人は善悪の判断を無くす
誰でもそうなる恐れはあるよねっていう
そりゃあドラッグでもやらないと乗り切れないよねぇ
経験者が戦争をの事を語りたがらないのがよく分かる
テイリー・シェルダン味を感じる濃厚なアメリカンドラマでした
 軍にとっての「戦争」、関係ない人から見た「戦争」、家族から見た「戦争」というか様々な視点からの訴えかけが戦争の異常性をオーディエンスに語りかけていた。

 ただ、やりたくて戦争をしている訳ではない。この一言に尽きる。
邦題に惑わされるな!! って感じ。
イラク戦争の帰還兵とその家族の苦悩を描く映画かな、と思てたらそれ以上やった。

戦争の現実とアメリカの闇

その邦題もあってかサスペンス要素を含みつつ話が進むように見えるけど、『戦争』ってモノがいかに人間を壊すか、ラスト20分の展開でソレが強烈に突き刺さる。

今、日本でのんびり暮らしてるボクは絶対に知ることのない現実、か。

劇中、犬の件で相談に来た奥さんも同様にな。

(ま、日本には日本の現実がある)
シャーリーズ・セロン様目当てです。

イラクから帰還して間もなく行方不明になった米兵の息子マイク・ディアフィールドを探す父ハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)の話です。
軍内で処理しようとする軍警察と闘いながら、ハンクに協力する所轄の刑事エミリー・サンダースがセロン様です。

ハンクも元軍人で軍警察の経験があります。所轄のバカ刑事(エミリーは除く)より優秀です。
大変規律正しい人です。
◦毎朝のベッドメイクはハウスキーパー並みです。
◦毎晩靴を磨いて、ベッド脇に揃えておきます。
◦客が来れば、まだ乾いていなくても慌てて乾燥中のシャツを着ます。
◦アイロンが無くてもズボンの折り目は付けます。

最後にハンクが自宅に帰ってからの国旗の話は、無い方が良かったのではないかと思います。あれは主張が強過ぎました。感情を逆撫でされた人もいるようです。ワイもちょっとやり過ぎかなと思いました。

この映画は inspired by actual events です。2003年7月15日にジョージア州コロンバスで米陸軍リチャード・T・デイヴィスが殺害された事件のことです。
odyss

odyssの感想・評価

3.0
【この手のには飽きたかな】

BS録画にて。

対イラク戦争から帰還したけれど、自宅に戻ってこない息子が、やがて殺されていることが判明。それを知った初老の父親(トミー・リー・ジョーンズ)が、みずから息子の死の真相を追及するというお話。ちなみに父親も元軍人でヴェトナム戦争に従軍した経験を持つという設定。

捜査の管轄が軍か警察かで問題になりますが、結局警察の女性捜査官(シャーリーズ・セロン)と一緒に事件を捜査することに。息子を亡くした初老の父親と美人捜査官という組合せは、まあ悪くありません。

聖書のゴリアテとダヴィデの物語を、初老の主人公が女性捜査官の幼い一人息子に話して聞かせるところがちょっと面白い。これはこの映画の原題に絡んできます。

結局この映画から浮かび上がってくるのは、事件の真相というより対イラク戦争に見る米国の荒廃ということなのですが、この手の映画は今から見るとさほど目新しくもない。もちろん米国人からすると深刻な問題であるのは分かりますけれど、イラクの現地事情なんかが深くリサーチされるわけではなく、あくまで米国人の自意識の問題にとどまるところは、この手の米国映画の常なんですよね。

最後に国旗を逆さまにして掲げるシーンは、まあ効いていますけどね。
avi

aviの感想・評価

3.9
イラク戦争で米兵がかなり蛮行な事してたニュースを覚えてるけど、暴力と死がいつもあって、イラクを助けてあげてるって思い上がってて感覚が麻痺してしまうのかも。
ゆーと

ゆーとの感想・評価

4.2
実話を基にしてる作品なので単調でパッとしない感じかな〜っと思いながら観たら、、、


サスペンス風のヒューマンドラマな感じでめちゃくちゃ良かった

戦争は人類が居る限り起こる「現象」だと僕は思っててフルメタルジャケット(映画)とかはその戦地を描いた作品だけど、この作品は言葉の通り「戦争の爪痕」を描いた作品で戦争が良い悪いは別の話し

道徳心は文明、文化ってゆーのとほぼイコールで結び付く関係にあるけど、例外的に「戦争」は何年も昔から人類が繰り返す「現象」でそこには文化が無いから道徳心も喪うって事なのかな〜
でも、喪わない人も居る

簡単な問題では無い



総じて、
助けを求めてる人を助けられる人になりたいなって純粋に思えた
人のみならず生き物に助けが必要だと感じた時は助ける能力が欲しいなって

この映画のネックは「救済」だと思った

ぜひ観てみて欲しい
シルク

シルクの感想・評価

4.4

イラクからの帰還兵が行方不明に。
居ても立っても居られない父親が現地に赴く。
そして、軍の管轄内で発見されたあまりにも無残なバラバラの焼死体。

苦悩する父親役のトミーリージョーンズの演技にココロ揺さぶられます。
母親役のスーザンサランドン、女刑事役のシャリーズセロンとベテラン揃いのキャスト勢で見応えありました。

戦争は人の精神も肉体をも壊します。
軍人だった父を尊敬し自ら兵士に志願した息子。
事実に近づくに連れ、父親は自分の知らない息子を知る事に。

イラクの戦場での車移動は、決して止まってはならぬ。
障害物だろうが、たとえそれが人であろうが、止まれば車が攻撃にあう。
(子供達が囮なんだそうだ)

イラクは悲惨だった。
トイレも無ければシャワーも無い。
排泄は手で拭く。
それでも帰国後に、又イラクに行きたくなるんだ⁈
ある兵士のこんな様な台詞に衝撃を受けた。

帰還兵士が抱える苦悩、トラウマ。
現地から息子が泣きながら父親に電話する回想シーン
後に息子から父に送られてきた郵便の中身が悲し過ぎる。
 
実話に基づいての推理仕立ての運び。
今作は2人兄弟の次男のお話、長男は先の戦地で事故死した。
親はもうどうすれば…どう生きて行くの
残酷です。

推理は好きですが、
これはさすがに後を引きました。
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