くれは

愛を読むひとのくれはのネタバレレビュー・内容・結末

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前半の少年の淡い恋模様からの後半の苦悩とのギャップが凄すぎる。愛する人が罪を犯していたら自分はどうすべきかなんて、簡単には答えられない。ただ、法律だって時代によって場所によって変わるものだし、まして正義なんて極論言えば人の数だけあるんだから、一概に断罪すべきでないとは思う。実際に経験した世代とそうでない若者の間に生まれる断絶をどう繋ぎ止めるかが考えるべきところでは…?にしても15歳と36歳(!)の設定なんだ、ケイト・ウィンスレット美人すぎる笑。ダフィット・クロスも等身大の少年感が良かった。本読み聞かせ、やってみたいな。劇伴のピアノも良かった。ラストの自殺が悲しすぎる。妹に空けてもらっておうちデートのシーンはカットしてほしくなかったな…。
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