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コヤニスカッツィのtamのレビュー・感想・評価

コヤニスカッツィ(1982年製作の映画)
5.0
映し出される対象の記号的なイメージは冒頭からすぐに解体され、物質と光の純粋な動きだけが浮き彫りになる。その上で全く異なるはずのイメージ同士に共通性が生まれ新しい意味が創出される。
頭ごなしの戦争、資本主義、消費社会批判に留まらずに本当に映像でしかできないことをやってて凄いなー。

人が商品化される様を匂わせる意図なんだろうが、流石にソーセージ工場の後のエスカレーターはあからさまにグロくて笑っちゃった。ライン工場の俯瞰から何ショットか挟んで商品目線になるのも。そこらへんで流れてた音が結構ポップで暗くなかったのも良かった。
最後のロケットの破片?みたいなのが人の形に見えるのもドキッとするなー

やりたかったことをもうデカすぎるスケールと素材量でやられちゃってて結構くらった。
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