ラストキング・オブ・スコットランドのダメハムのレビュー・感想・評価

2006年のケヴィン・マクドナルド監督作品。
ウガンダの独裁者イディ・アミンを若い白人医師の視点で描く。まず独裁者を演じたフォレスト・ウィテカーの怪演が際立つ。特にぎらぎらした目の輝きがすごいね。あれは怖い。

そして主人公のニコラスが自業自得のばかにしか見えなかったのが残念。人並みの正義感はあるものの、いつも好奇心に負けて、どつぼにはまっていく様が見ていられない。結局、最後まで人に迷惑を掛けて助けてもらうという情けなさ。一体こいつは何しにウガンダに来たのか・・・。