ニーチェとポープのフラグメントを下敷きによく作ったなってかんじ。
恋愛讃歌をよく歌いきったもんだと感心。しかも、しっかりメタ・恋愛しながら、よくもここまでポジティブに落とし込んだなって思う。
永遠回帰と忘却と聖なる肯定をテーマ化してるから、始まりと終わりが判然としないし、ストーリーも理解するのが難しいと感じてしまう人が、多いと思うのだけど、人を愛することを応援してくれる、高度に知的なロマンス!
紆余曲折を経て=忘れて、きみを何度でも、愛してる!
イエスマンより、ポジティブだよ、何回も見て、楽しんで!