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エターナル・サンシャインのjbnniのネタバレレビュー・内容・結末

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

面白い!設定、構成が新鮮。ありがちなラブストーリーじゃなくて引き込まれた。真面目なジムキャリーと明るい役のケイトウィンスレットが見慣れなかった。2人の演技が自然で良かった。この映画もだけど名作を見るとブレイク前の有名俳優が出てることが多くて脇役で印象に残る俳優が売れていくんだなと思った。
正反対の相手に惹かれたけど、結局性格も価値観も合わないから長く続かないのは目に見えた。考察でクレメンタインの髪色が2人の関係の状態を表していて最後の復縁を決めた時の髪が青色なのはネガティブな未来を表してる説などもあり、面白かった。見終わったあとも視聴者に様々なことを考えさせて再度楽しませるのが名作だと改めて感じた。
冷めてしまっても1度は好きになった相手だし、楽しかった時のことを思い出して復縁したくなるのは当然だと思う。結局別れることになったとしても、その時の思いのままに選ぶ方が後悔しなさそう。利口的に生きることも出来るけど可能性が低い、自信がないからといって安心できる方ばかり選ぶ人生は虚しいと思う。色々なことを経験して変わっていくからこそ歳を重ねる意味があると思うし。
トゥルーマンショーみたいに不思議だけど現実にありえそうだし、ありえたらって考えられる素晴らしいアイデアの映画。インターステラーチックなSF味もちょっとある。
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