Keito

エターナル・サンシャインのKeitoのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.5
忘れたくない恋人を忘却する意味はあるのか?

例え嫌な思い出だとしても価値はある。

良いことも悪いことも含めて人生なのだから。

あの日、あの時、あの場所で君と誓い合った。

珍しくコメディを封印した、ジム・キャリーと
男とすぐ寝てしまうアバズレ女を演じたケイト。

2人のやり取りを含め、展開が他の恋愛作品と
一線を課しており、話が進むにつれて複雑化。

恋愛×SFという異色の組み合わせで非常に興味深く、一度鑑賞しただけでは物語の深くまで考察することは難しいです。

ただ何度、記憶を消そうが、生まれ変わろうが、
自分が好きになった人は決して忘れることは出来ないというのが伝えたいメッセージかなと?

その人のことを完全に好きになるのは難しい。
酸いも甘いも受け入れていこう。

映画情報

ミシェル・ゴンドリー監督と「マルコヴィッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンが、2001年製作の「ヒューマンネイチュア」に続いてタッグを組んだ奇想天外なラブストーリー。互いの存在を忘れるために記憶除去手術を受けたカップルの恋の行方を巧みな構成と独創的な映像表現で描き、2005年・第77回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。バレンタイン直前にケンカ別れしたジョエルとクレメンタイン。ある日ジョエルは、クレメンタインが自分についての記憶をすべて消してしまったという手紙を受け取る。ショックを受けたジョエルは手紙の差出人ラクーナ社を訪れ、自らも彼女についての記憶を消すことを決意する。ジョエルを「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー、クレメンタインを「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが演じ、「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」のマーク・ラファロが共演。
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