想像以上に変な映画。良い意味で。
vanilla skyに近いものを感じる。
見ている側が、惑わされるような
今何を見てるんだって、足元がぐらぐらするような
見ている側を混乱させるという意味では
テネット
インセプション
村上春樹のスプートニクの恋人
を思い出す。
つらい思い出を削除できるよと言われれば私だったらどうするだろう。
友達は、消さない と言ってた。なぜならその経験をしたことで今の自分があるから。だって。
その論理には「今の自分が好き」という前提がある気がした。
今の自分が、ぐちゃぐちゃで醜くて這いつくばって辛さを持て余している状態だったら。今の自分が到底好きな自分なんかじゃなかったら
私だったら迷わず記憶を消す。
今の自分が嫌いなら、今の自分が変わったって平気だしむしろ変わりたいはずだから。
にしてもClementine ゆうのは可愛い名前じゃ。音の響きも大好き。
