恋人が自分の記憶を消す施術をしたから、自分も彼女の記憶を消すわっていう粗筋なんだけど、構成がトリッキーで時間軸もまっすぐじゃなかったり、主人公たちを取り囲む人たちも全員どこかおかしくて、見終わってから監督がミシェル・ゴンドリーだと知って、この現実と記憶に境目がない感じ、確かに!!ってなったよね。他の映画でいうと「(500)日のサマー」なんかにも構成や読後感は近いかもしれない。
ジム・キャリーが変顔をほとんどしない真面目な演技なのも良かったし、キルスティン・ダンストは相変わらビッチな役が似合うなぁ(好き)、とかそんなことを思いました。あとイライジャ・ウッドはなんでこの役を引き受けたのか謎すぎて笑いました。