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エターナル・サンシャインのtkのネタバレレビュー・内容・結末

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【個人用メモ】
記憶は人が辿ってきた歴史そのもの。その歴史がどんなに拭い去りたいものでも、後悔しても仕切れないものだったとしても、それは確実に自分の一部であって、その人にとっては必ず意味のある尊いもの。
それを、自分の一部として受け容れるのには時間がかかるだろうし、もしかしたら受け容れることはないのかもしれない。けれど、それも自分が歩んできた歴史がそう選択させた結果起きたことだから、抱えて前に進んでいくことこそが人生。
数週間前の俺の選択が今になって大きな後悔になるかもしれないことに気づき始めて、
さらに自分にとって人生の捉え方を変えるような素晴らしい本に巡り会えた。
そんなタイミングでこの映画を見られたことで、その自分の選択が引き返せない後悔するものだったとしても、それも含めて自分の歴史の一つとして受け入れて前に進んでいこうって言う気持ちになれた。

この映画は二週間くらい前から見始めて、途中まで見て、先延ばしして、を繰り返して、やっと今日見終わった。
ついさっき後悔が押し寄せてきたこのタイミングでこの考えに至る映画の結論と鉢合わせできた。妙な巡り合わせを感じてる。気のせいかもしれないけど。
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