Shun

パイレーツ・ロックのShunのレビュー・感想・評価

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)
4.0
1966年のイギリス。UKロック全盛期の時代でありながら、ロックやポップスの放送には規制がかかっていた。そんな中、北海に浮かぶ船の上から24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局「RADIO ROCK」がありましたとさ–––

と、設定もワクワクするけど、監督・脚本が「アバウトタイム」「ラブアクチュアリー」のリチャード・カーティスと聞いて、観ないわけにはいかない!という思いに駆られて鑑賞。やっぱりさすが、人をほっこり気分にする映画を作る天才。

お話自体は何ということもない、というか(最後を除けば)これといって映画映えするデカイ出来事も起こらないけど、海上ラジオ局の愉快な野郎共の非日常的な日常と音楽がサイコーな映画。

DJがノリノリなMCを入れて曲を流すシーンに続いて、毎回ラジオを聴く人たちのカットがいくつも入るんだけど、その楽しそうっぷりがとても好き。

音楽は楽しくて、人を繋いで、なんかスゴイことも起こせる気にさせてくれる!という、音楽愛的なものをビンビン感じる映画でした。

この映画に出てくる女性が基本的にクソ女ばかりなのが気になったかな笑。男たちもクソでアホばっかだけど、彼らはなぜか愛らしかった笑
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