映画を観ているとその中に入っていって登場人物たちと仲間になりたくなる瞬間がある。その感覚を味わった最初の映画は『アニマルハウス』だが、他には何があったっけ・・・
『明日に向かって撃て』・・・あの三人と自転車とか乗って遊びたいが、すごくお邪魔虫みたいでばつが悪い。
『ゴッドファーザー』・・・ファミリーには入りたいが、ベッドに馬の生首が置かれたり、ふいに後ろから撃たれそうだ。
『特攻大作戦』・・・自分一人だけ戦場で死にそうだ。
『ワイルドバンチ』・・・これも結局スローモーションで死にそうだ。
ということで『パイレーツ・ロック』に落ち着く。
原題の“The Boat That Rocked”は直訳すると「ロックした船」。
“Don’t Rock The Boat”は「現状を維持しろ」っていう慣用句。
だから“Rock The Boat”は「現状をくつがえせ」っていう意味になって、二重の意味になるところもイカす。
この頃はウンザリすることがあると大海原に出かける自分を夢想する。
海から仲間と一緒に海賊放送を流して好きなロックとかソウルとかかけるのさ。
暇な時はアビーロードスタジオに表敬訪問をするんだ。
素敵じゃないか。
https://youtu.be/lD4sxxoJGkA
DVD(3/21/2015)