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洲崎パラダイス 赤信号のバニラのネタバレレビュー・内容・結末

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

橋の向こうはパラダイス、入り口の酒屋千草を舞台に人間模様を描く。
タイトルは赤信号なのに信号機も横断歩道もない昭和、情熱はあるがため息もたっぷり。
かたぎの美人、新珠三千代は逆境にも前向きに頑張る元気さが素晴らしい。
寝タバコの三橋達也、自らをクズ男と人生捨ててたけど。
思いやりのおかみさん轟夕起子のドラマでもあった。
ネタバレ。

パラダイスってなに?天国だよ。
昭和枯れすすきな2人が振り出しに戻る、なんてことないストーリーなのに、熱かった。
蕎麦屋「だまされや」の味には騙されそう。
高得点。
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