洲崎パラダイス 赤信号の作品情報・感想・評価・動画配信

「洲崎パラダイス 赤信号」に投稿された感想・評価

jj

jjの感想・評価

3.8
橋を渡れば遊郭 洲崎パラダイス。その橋の手前にある居酒屋を主な舞台に堅気として生きてる人たちの恋とか愛とかの人間模様。恋する惑星みたい。ダメンズ製造女とメンヘラ男の離れられない関係。1日2日会えないだけであんなに荒れるかね~。板挟みの女将さんが大変。芦川いづみが可愛い。
洲崎パラダイスという赤線の入口で右往左往する人間模様の話。夫が働いていた蕎麦屋まだあるらしいので行ってみたい
Yuka

Yukaの感想・評価

3.1
さくっと軽く見る感じだった。

音楽がよかったわ〜。

そして、1956年なのに映像が綺麗。
売春防止法前夜の遊郭・洲崎パラダイス。異界の門前で立往生する行き場なき男女。短い尺でこの濃密な世界観と、危うげな男女の心模様が余すことなく描れている。それでいていかにも日本的な湿っぽさはなく、洒脱でモダンなフランス映画のような趣がある傑作。
何も無くても生きていられるのは、愛の支えがあるからだ。ただ、愛でお腹は満たされないので、裏切るようにお金に換えて、少しばかり息をする。愛に狂えば凶器にかわり、泥をかぶったように汚れて見えるも、本当は純なものなのだろう。相手を思う上の空、遠く眺める夏の空、やっぱり愛は意地悪だ。そしてその意地悪に翻弄されてこそ人生だ。
暗い話だが、むしろ風通しよく、小道具の使い方も見事。多国籍というか、ヨーロッパ映画の雰囲気をうまく日本映画に落とし込んだ傑作だと思う。川を流れる刀の寂寞は小津かというくらいで、その次のカットでは最初の橋に戻ってきてどこともなく歩き出し、車に乗って終わるのはカラックスかカウリスマキかと思ったよ、逆だけど。
知佳

知佳の感想・評価

-
やっぱり面白い!

寂しくキラキラ光る州崎パラダイスの文字が印象的。
D

Dの感想・評価

-
この映画に出てくる蕎麦屋
「だまされ屋」みたいに、
だまされたと思ってこの映画
を観よ!

東京都江東区に存在した遊郭、「洲崎」をロケ撮影で描き、
80分の短い時間に、濃密な
世界感を形成。

タイトルとは裏腹に「洲崎
パラダイス」は内部ではなく、
遊郭という異界との境目を描
く物語。

華やかな内部とは対照的な
閉塞感の漂う市井の中で、
洲崎パラダイスの入口にある
飲み屋に居つくことになった
流れ者の男女2人のグダグタ
感は、成瀬巳喜男のよう。

「幕末太陽伝」は遊郭の内側
を描き、「洲崎パラダイス」
は遊郭の境目を撮る。

川島雄三は、この2作品で中
と外を描き分け、両作ともに
名作にしてしまう、まさに生
き様に現れているように浮き
世離れしたハイセンス、稀有
な存在。



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当時の赤線地帯である洲崎パラダイスの内側は全く分からないのだけど、それがいい
Q太郎

Q太郎の感想・評価

3.9
かつて存在していた赤線地帯である洲崎パラダイスが舞台。なくなる直前に実際のロケ撮影しているとのこと。自分もかつて江東区に住んでいたが、かつての面影は全くなかったなあ。

自分では何も決められないダメ男・義治とかつて洲崎で娼婦だった蔦枝が東京中を彷徨い、ついにお金もなくなる。たどり着いた洲崎でとりあえず住み込みで居酒屋で働くが・・・

二人の関係が最初と最後で同じようで違う。足元のショットでそれを感じさせる。憎いですね。

芦川いづみがカワイイです。小沢昭一も出てくるだけで画面がパッと明るくなる。華があるなあ。女主人の轟夕起子もいいし、皆んないいです。

何か惹かれる映画です。説明は出来ないけど。
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