洲崎パラダイス 赤信号の作品情報・感想・評価・動画配信

「洲崎パラダイス 赤信号」に投稿された感想・評価

juri

juriの感想・評価

4.0
洲崎(すさき)パラダイスという風俗街があったそう。初の川島雄三作品、助監督は今村昌平。

いきなり飲み屋に入って仕事と宿をゲットする手際のよさ。とりあえずビールを飲むんですね新珠姉さん、勉強になります。
とにかく新珠三千代の役がさっぱりちゃっかりしてて魅せられた。何故か戻っちゃう三橋達也が少ししっかりしてしまってちょっと残念。いつまでもウジウジしていて欲しかった..。
での

でのの感想・評価

-
あかねに似た女
だれかれかまわず体に触れて
おじさんなんかをたぶらかす

おとこはさえない決められない
プライドさびしさずぶぬれよ
ひとりにきめるはたいへんか
きめたおんなににげられて

さいごはおとこがひっぱって
かたぎかお水か
人生つづく
shun

shunの感想・評価

4.5
風俗街の入り口を舞台に、戦後すぐの日本を生きる人々を描く。
出てくる人皆が生き生きしていて全く飽きずおもしろい映画だった。どうしようもない人もたくさん出てくるけど人間らしくて魅力的。

この結末が向かうのは売春防止法という逃れられぬ事実。物語の続きが気になるけどこの先は見ない方がいいのかもしれないと思った。この生きる力に溢れる街の存在は60年以上経った今、ほとんどの人の記憶にないだろう

蕎麦屋のたまちゃんが好き。もちろん一瞬で芦川いづみのファンになってしまいました。やっぱり自分は準主役のキャラを好きになることが多い気がする。最後彼女は橋の上で何を思ったのか…
自分が今住んでいる場所が昔どうだったのか、伺い知れて興味深い
そば屋だまされやの玉ちゃんと一緒になって欲しかったわ
女ウザいわ
主人公が阿呆なんだな
もっと高い評価付けたいが俺の望んだ終わり方じゃ無かった

それと何で男が入れ込んでた田舎娘は消えたのか?※田舎に帰ったと思う
飲み屋の帰って来た旦那に奥さん何か言おうとして言うのやめた言葉も気になる※早く帰って、気を付けて、等の愛のある言葉だったと思うが恥ずかしくて言わなかった?

それはともかく終戦から10年後の洲崎の街並みが最高だ
この時代に行きたい

洲崎パラダイスの街並みも見たかったが
この近くの人工島の枝川一丁目は戦前からある在日朝鮮人が住む一画でそこも映して欲しかったわ

とはいえすげー良い史料的作品
とにかくもっとこの辺りの色々な場所が見たかった

昭和初期からバブル期までの日本が大好きな俺はずっとこの作品を観ていたかった

続きが有って色々解明出来たりしたらもっと最高だった

キニナル
自然光と人工照明(ネオン、電球)、スクーターと走りなど気付くと格好良さに驚く対比が多い
theocats

theocatsの感想・評価

3.3
まず洲崎という場所が分からず大田区あたりかなと思っていたが、その割には神田や浅草に簡単に出向けるようなので謎だった。
視聴後に調べたら江東区だったんだね。それが分かっただけでも見た甲斐はあったというもの。笑 そうか遊郭だったとはね・・・

上に加えて1950年代の東京風景という点でも興味深いものはあった。

肝心の映画内容に関しては男と女の腐れ縁的なオムニバスといった側面もあり、さほど新鮮味があるわけではなかったけれど、それはそれで身に詰まされるようなしんみりするエピソード。
なれど、最後は無理矢理という感じではあったものの希望を感じさせるエンドで悪くない視聴タイムでした。
助監督に今村昌平。
芝木好子(よしこ)原作(1954年)。
東京都江東区にあった“赤線”地帯「洲崎」の末期。
これまたクレジットのフォントが好きだ〜(字フェチなもんで)
「てんごくってなあに」
「天国っていうのは...天国さ」
メ モ ) 梅雨 埋め立ての土運び 売春防止法
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:日活〗
1956年製作で、芝木好子の同名小説を実写映画化らしい⁉️
東京洲崎遊郭の入口の飲み屋を中心にして、描かれた作品でした。

2022年2,222本目
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-456 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋江東区東陽町1丁目付近に実際に存在したんですね。赤線地帯、“洲崎パラダイス”。。。この洲崎の末期を実在したロケーションで撮影した作品、1957年売春禁止法施行のこの時代の世相を活写した川島雄三の作品で、どこかニューシネマっぽい雰囲気すら漂うこの世界観が素晴らしいですね。昭和30年代の東京の下町の雰囲気を堪能できます。

🖋️ぐだぐだな男と女。。。義治(三橋達也)は、優柔不断でどうしようもないダメ男、蔦枝(新珠三千代)は、元娼婦でお金持ち儲けだけを考える女。。。そんな自堕落な腐れ縁を皮肉と悲哀を込めて見事に描き切った川島雄三監督の傑作です。この時新珠三千代26歳、序盤の花が全くないグダグダの新珠三千代、こんな彼女は観たことがありません。しかしながらすこしお金に余裕ができてくるとやっぱり華のある新珠三千代に!!この辺りの演出と演技は素晴らしいですね。

🖋️そしてこの映画を傑作たらしめているのが、女と消えた旦那を待ちつつ子供二人を育て飲み屋を切り盛りする轟夕起子の存在。轟夕起子がきっちり締めてこの映画を傑作にしています。

🖋️川島雄三の本領を発揮した傑作映画、川島雄三自身がこの作品をかなり気に入っていたそうです。東京・州崎パラダイスへと繋がる橋のたもとにある飲み屋を舞台に、そこに出入りする人々の姿を決して飾ることなく、しかし温かい眼差しで描いた作品、とても素晴らしい味のある作品です。

😌Story:(参考: 日活 )
初夏の浅草、義治と蔦枝はただあてもなく歩いていた。親に結婚を反対されて家出し上京したが、職もなく財布の金も尽きかけて途方に暮れていた。蔦枝は「赤のついている方へ行ってみたいの」と交差点を思いつきで幾度も渡り、そして二人が辿り着いたのは洲崎にある遊郭街「洲崎パラダイス」だった。近くにあった飲み屋に入ると、蔦枝はそこの女将であるお徳に二人の職を頼んだ。お徳は面食らったが、常連客に慣れた様子で楽し気にお酌する蔦枝の振る舞いを見て、しばらく家に置いてやろうと決めた。蔦枝はその飲み屋の女中として、義治はお徳が紹介してくれた蕎麦屋の出前として、二人はやっと地に足をつけて生活していくことができたが、ある日、蔦枝が常連客と出掛けたまま帰ってこなくなり、義治は慌てて探し始める…。

🔸Database🔸
・邦題 :『洲崎パラダイス 赤信号』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1956
・日本公開 : 1956/07/31
・上映時間 : 81分
・受賞 : ※※※
・監督 : 川島雄三
・脚本 : 井手俊郎、寺田信義
・原作 : 芝木好子
・撮影 : 高村倉太郎
・音楽 : 眞鍋理一郎
・出演 : 三橋達也、新珠三千代

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
東京洲崎遊廓の入口の飲み屋を中心にして、娼婦や、そこに出入りする男たちの姿を描いた芝木好子原作の“洲崎パラダイス”より「屋根裏の女たち」の井手俊郎と「東京の人」の寺田信義が共同で脚色、「風船」の川島雄三、「愛情」の高村倉太郎が、監督、撮影を夫々担当した。主な出演者は「続ただひとりの人」の新珠三千代、「火の鳥(1956)」の三橋達也、「雑居家族」の轟夕起子、「しあわせはどこに」の芦川いづみ、「悪魔の街」の河津清三郎、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の牧真介、植村謙二郎など。
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