ジョンレノン偽物

ラヂオの時間のジョンレノン偽物のレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
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三谷幸喜は有頂天ホテルみたいに、場所を限定したほうが面白い映画が撮れるのかな。冒頭のワンカットから舞台のように人が流れて、その中で性格や立場関係を描写するのがうまい。
コメディではあるけど、仕事に関するお仕事映画で、きっとクリエイターの苦悩を色々投影した結果だろうからすごく説得力があって面白かった。立場が上の人に従わざるを得ないのはダサいように思えるけど、そういうものかと一瞬気圧されてしまった。でもそのまま終わらなくて良かった。
実際聞いたらトラブルが起きてるって気づきそうなものだけど。