派手なアクションはなし。
レギュラーキャラも、佐藤刑事くらいしか大きな活躍がない。
建物も爆発はするけど、崩壊はしない。
なんとも地味な印象ですが、それでも面白かった!
特にゲストキャラの秋庭怜子さん!
今作のヒロインにして、相棒キャラですね!
最初はキツイ印象ですが、音楽に真摯に向きあうからこそなんですよね。
不器用ながらも優しいし。
守られる側かと思えば、最後の活躍も素晴らしかった!
ゲストには勿体無いくらいの魅力あふれるキャラでした!
個人的に、映画のゲストキャラと共闘する展開好きなので最高でした!
業火の向日葵のチャーリーさんとか最高だよね。
そして、恒例のイかれた犯人。
動機としては、まぁ理解できる範疇。
愛する妻も息子も亡くし、愛していた仕事さえも奪われる。
そりゃおかしくなるよ。
息子の復讐で4人殺害。
さらに自分から音楽を奪った友人を殺そうとする。
しかも愛した音楽で。
今までのイかれて犯人たちからすれば余裕で理解の範疇にいるけど、今作の犯人がイかれてるのはその行動力。
彼は結構な年齢の老人なんですけど、そうは見えないくらいアグレッシブに動く。
・ピアノに爆弾設置して殺す。
・バーにガスを充満させて殺す。
・パラグライダー中の人間をどうやってか分からないけど墜落させる
・トラックで轢き殺そうとするが失敗。速攻で逃げる。
・森の中で、銃をもって追い回す。
・ドームに爆弾を20個以上設置
死ぬほど元気やんけ!
どんだけ動くねん!
これだからコナン映画はやめられねぇ!
あと、例のプッシュ音で電話かけるとこはやっぱり面白い。
蘭ねーちゃんとの恋愛要素もいい感じ。
コナン映画としてはかなり異色な部類だけど、こういうのもあってもいいよね!
おすすめです!
↓蛇足
・元太
人のお茶飲むな。
いい加減にしろや。
脚本の都合感がすごい。
・コナンくんの探偵としての他者への無神経さ。
コナンくんさ
人のパーソナルスペースに土足で上がり込む姿勢はどうなの。
探偵だから、命を助けるためなのは分かるけど、人に知られたくないこと暴こうとするのどうなのか。
前も言うたけど、探偵をたてにやりたい放題やんけ。
やってることとしては
子供の体を言い訳に、女性の家に上がり込んで秘密を探る
なんとも犯罪臭がすごい。
あんまり好きになれない。