囚人13号

恐怖の砂の囚人13号のレビュー・感想・評価

恐怖の砂(1958年製作の映画)
3.5
原題の「Ice Cold In Alex」とは「冷えたアレックス・ラガー」という意味で、アルコール依存症の大尉が曹長、看護婦、途中から加わった自称大尉と共に救急車でアフリカの乾いた砂漠地帯を抜けようと進んでいく話。

一つの乗り物で戦地を駆け抜けていくという大筋は『サハラ戦車隊』を思わせ、地雷を避けるべく徐行したり底なし沼が出てきたりするスリルは『恐怖の報酬』を彷彿とさせる。しかしラストの、砂と泥まみれになった彼らへ与られる最高の褒美、これが本当に美味そうだったのは記憶に残る。
CMにこの映像使えば絶対に売れるのに…。
囚人13号

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