マ

プライドと偏見のマのネタバレレビュー・内容・結末

プライドと偏見(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分を持つことと間違えを認めることを両立させるのは難しく、主人公も含めて誰もが間違えるし、これからも間違えるんだろうけど、それらを全部ひっくるめて人生って最高だなぁっていう作品。
嫌いあっていた2人だけど、お互い誤解していた部分を認め、改めて認識していくことで惹かれ合っていくのが、自然な流れでとても好き。貴族な時代においての女性の立場を踏まえた上で、しっかり自分を持っていて、家族思いなエリザベスが最高すぎる。大好き。彼女の「プライドは短所ですか、長所ですか」というセリフも刺さりました。ダーシーもエリザベスへの誤解が解けて、惹かれて愛を伝えるシーンも素敵だし、ラストのもう一回告白するシーンでの怒涛の愛の言葉シャワーはえぐい。
恋愛映画なのにべちゃべちゃイチャイチャしたシーンが一個も無いのは、珍しいというか、上品だなぁという印象。
2時間ちょっとある長めの映画だけど全く気にならない、引き込まれちゃいました。おとぎ話のような素敵なお話。大好きな映画です。
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