トンベリ

プライドと偏見のトンベリのレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
4.7
ダーシーだ・・・二度と間違えるな!!

配信終了間際対決その4。


原作は言うまでもなく、文学の頂点に君臨する「ドラえもん 33巻」


どうせ小難しいんでしょう・・?(お高いんでしょう?みたいな言い方で)と、でも一度は観ておかねば・・のせめぎ合いの中、配信終了とのことで鑑賞してみたところ、

・・めっちゃ良かった・・!

何ですかこの美しさ。とにかく美しい。
最初から一定の美しさを保ったカメラワークがどれもホント素晴らしく、最後まで美しい。
原作の趣きを損なうことなくそのまま映画化したって感じがします。

ポップコーンとかチーズ牛丼食べながら観てたら怒られそうな勢いで美しいです。

ロングショットがどれも美しい。風景も人物も映える。

布団かぶって密談する姉妹のシーンと、母とコリンズさんが話してる背後、夜にロウソクの灯りの元集ってる家族が、絵画になりそうな美しさ。好き。

そしてエリザベスも美しすぎる。
黒柳徹子の先祖みたいなおばあちゃんにハッキリ意見するの凛々しす・・

この時代を精一杯生きているのがヒシヒシと伝わってくるのも好きでした。特に視点がクルクルするところの生活描写が良き。雨が降ったりもして。
手紙のやりとりすごいな・・

演技も良すぎて、言葉にしなくても表情からその時の心情が読み取れる描写が多々あって嬉しい。

ラブストーリーもの、ちょっと避けてたんだけど思えば「恋人までの距離」も面白かったし、コレから漁っていこうかな・・!


お気に入りは、ゲラ具合がすごい妹と、常時しかめっ面パッシブスキル持ちの妹、舞踏会と自宅でことごとく話を聞いてもらえないコリンズさんです。
トンベリ

トンベリ