スタンダード

プライドと偏見のスタンダードのレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
5.0
【コリンズは懲りずに生きている】


コリンズは無神経な男であり、
思い込みが激しい性格をしている。


根拠のない自信を持ち、
自分自身に自惚れている。


己の"身の丈"を鑑みず、
ポジティブを履き違えた男。


【自覚と無自覚】


コリンズとダーシーの性格は、
似て非なるもの。


両者共に嫌われ者ではありますが、
『コリンズは無自覚』であり、
『ダーシーは自覚』があります。


要は自分の短所を受け入れて、
『不器用でも誠実に生きようとする違い』
なのです。


登場人物の中で自分が似ているのは、
『コリンズである』
と言う自覚が必要です。


『この映画は最高だ!』と、
僕は高慢にも伝えたいのです。
特にキャスティングが素晴らしい。