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REDLINEのbluetokyoのレビュー・感想・評価

REDLINE(2010年製作の映画)
4.0
静かな始まりだが、レースシーンになると、一気に持っていかれるほど素晴らしい。
レッドラインの予選のイエローラインというレースなのかな。
JPがトップでゴールする寸前、メカニックのフリスビーは八百長を企んでいる。遠隔の起爆装置を押すと、JPのトランザムは故障して横転してしまう。トップは、ソノシー。
で、レッドラインの会場は、宇宙一危険なロボワールドの中立非武装地帯になっている惑星。
棄権が出たのでJPも出場できることになる。
ロボワールドは公然と妨害することにする。
レッドラインが始まると、案の定、ロボワールドの激しい攻撃でレースはめちゃくちゃになる。
ソノシーの車も大破してしまう。
そのとき近くにいたJPはソノシーに告白する。
なぜ、レースをやるのか、それは、子どものころ、ソノシーのレースを見たから。
ソノシーは、それを聞いて、JPの車に乗り込み、車は発車。他の出場車も発車。
そのころ、フリスビーは八百長。断ると殺されかけるが、もぐらオヤジが助け出した。
レースは再開。激しい競争の末に、JP+ソノシーが優勝した。
迫力があって、とてもいいのだが、あえて言えば、恋のハッピーエンドに納めなくてもよかった気もする。
さらに、ロボワールドは、派手に暴れ回ったけど、結局、なんなの? という意味不明な感じである。いらないような気もする。
あと、もぐらオヤジって、千と千尋の釜爺に似ている。ロボワールドで出てきた怪物は、ナウシカの巨神兵に似ている。
こういうのって、オマージュなのか、たんなるパクリなのか。いや、そもそも、全体的にみても、チキチキマシン猛レースだし。
そういうのがあったにしても、抜群に面白い。
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