このレビューはネタバレを含みます
自宅テレビで1人で鑑賞。
ある夜、謎の組織ホワイト・スネイク団によってブリブリ王国の王子スンノケシ王子が攫われてしまう。
同じ頃、商店街に買い物に出かけたしんのすけとみさえは福引きでブリブリ王国への海外旅行の招待券を当てる。
クレしん劇場版第2作。
監督は「インディー・ジョーンズ」をイメージして作ったと公言している通り、宝探しアドベンチャーものになっている。
公開が1994年と古さは確かに感じるもののやはり面白い。
相変わらずのしんのすけ、みさえ、ひろしのテンポの良い道中の掛け合いは最高。
あと、今作のしんのすけは昨今のしんのすけよりも子どもらしい言動かわ見られるのも特徴（荷物を持つ下りなど）
ゲストキャラも、しんのすけと正反対のスンノケシ王子を筆頭に総じてよかった。特にホワイトスネイク団のオカマ二人組は悪役ながら、人情味がありボス2人がシリアスな分、ムードメーカー的役割を遺憾なく発揮していた。
やはりクレしん映画におけるオカマは「暗黒タマタマ」然り良いね！！
終盤はどこかモンスターパニックな様相を呈しながらもクレしん独自のキレの良いギャグは散りばめられてて、ちゃんとモチーフとなるジャンルの中でのクレしん映画を成立させているのはさすがの一言。
やはりこの頃のクレしん映画は近年とはまた違った面白さがあって良いなと思いました！！
