ドキュメンタリータッチで、各地の人の様子が映っていて、汗臭くて、うまくいかなくて、嫌なこともいっぱいあるけど、それぞれにみんな生きている。生きるということを象徴しているような、ロード・ムービー。
ガエルはやっぱり男前だ。そういえば、彼が注目されるようになったのは、この「モーターサイクル・ダイアリーズ」からなんやっけ。
23歳の医学生であるエルネストが、中古のバイクで親友のアルベルトと一緒に10000キロの旅に出る。お金もないし、もちろん泊まるあても何もない。だけど、若さと勢いで世界中を走り回るん。エルネストは喘息もちなんやけど、まっすぐで正直で優しい心の持ち主。出逢う人々を魅了していく。
エルネストは、どこへ行っても、人を大切にする。そいで愛する。だから、みんなからも愛される。世界各地で色んなものに触れ、自分を知る。そんな映画。