キャプまる

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のキャプまるのレビュー・感想・評価

4.5
USJに行くための鑑賞シリーズ3作目。

個人的にはシリーズ全作品の中で今作が最高傑作。

前2作とは打って変わって世界観や設定を楽しむだけでなく、純粋にストーリーがかなり面白く、メインキャスト3人も成長した姿になっており作品の雰囲気も少しダークになったこともあり大人でも楽しめる作品。

ストーリーはまとまりがありテンポが良く、世界観や設定をうまくストーリーの流れに取り込んであるのでぐいぐい引き込まれていく。

今までは”闇の魔術に対する防衛術”の教師からろくな目にあってこなかったハリーが、新しい教師としてきたルーピン先生と築く師弟関係やシリーズで有名な魔法のエクスペクト・パトローナムの修行と使用シーン、それに関連したディメンターとの戦いなど魔法界での戦いが描かれ出してストーリーにメリハリがありかなり面白い。
やはり師弟関係が軸としてあるストーリーは面白いんだなあと思わされた。

終わり方もシリーズのための伏線とは違い、今作のストーリーを締め括るにふさわしいニヤッとできるシーンで終わってるので最高。

そういえばヴォルデモートの影が薄かったなあと次作を見てから思い出した。
キャプまる

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