ベン家の帯

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のベン家の帯のレビュー・感想・評価

4.0
原作7巻の中でもトップクラスに好きな“アズカバンの囚人”。
ファイアボルトの渡し方が改変されてたり、ハリーの孤独な様子やロンとハーマイオニーの険悪な雰囲気なんかが省略されてて物足りないと感じたけど、それでもなお満足の3作目。

・ナイトバスのテンション高さが好き
・ロンが成長してガサツさや悪童感が強まってて原作イメージぴったりで良い。
・暴れ柳の落葉や雪解けで季節を表現するの好き。
・ルーピンの授業で一列に並べと言われてキャッキャしながら押し合う感じの思春期感が良い。
・マルフォイがハリーに宛てたイタズラ書きのパラパラ漫画みたいなの映画ならではで良い。
・“忍びの地図”が見れたのがめちゃくちゃ嬉しくてちょっと泣いた。
・ルーピンが荷造りしてるときのトランクが締まる様子とか細かな魔法表現が洗練されてて最高。
・エンディングが忍びの地図になってるの嬉しかった。



ピーター「シリウス、わたしが殺されかねなかったんだ!」
シリウス「友を裏切るくらいなら死ぬべきだった。我々も君のためにそうしただろう」



【サウンドラック】
Dick Walter / Hot Liquorice
ルーピンの授業で生徒たちがマネ妖怪を相手にするシーン。テンション上がるビッグバンド。
https://www.shazam.com/track/341898888/hot-liquorice?referrer=share