80年代によくあった大作系の駄作の典型みたいな作品。
一応、当時の看板スターが主演で、そこにロック歌手やらアイドル枠がある。
同じような大作駄作でも、角川がやろうとしてた「人間の証明」や「復活の日」なんかには、ハリウッドに負けないような映画を日本で作ろうという気概が感じられるけど、これにはそれすらなくて、ただ無駄な金使ってダラダラと長いフィルムを使っただけ。
ちょうど今、wowowでドラマ「アンダー・ザ・ドーム」を観てるんだけど、同じような設定なのに、このクソつまらなさはなんなの？
日本の首都東京が「消失」したら、国内だけじゃなく、世界規模で経済的大混乱が起きるだろうし、あの雲みたいなのが有害物質含んでるかもしれないってことで、近隣の県の住民も大パニックになると思うのに、すぐそばでお祭りなんかやってて緊張感まるでゼロ。
最後、犬が一匹生きてたってだけで大喜びしてましたが、人間の生存確認はされないまま終わっちゃって、ホントにそれでいいんですかあ〜？？？
