首都消失の作品情報・感想・評価

「首都消失」に投稿された感想・評価

巨大雲に閉じ込められた東京を救うため、TVリポーターや科学者が活躍するSFパニック大作。日本SF大賞を受賞した小松左京の同名小説を映画化。無政府状態の国家がどうなるかにもっと時間を費やしてほしかった。結局、巨大雲も何なのか分からずじまい。KSTV関西放送。首都圏の通信・交通・ライフライン遮断。北斗電機研究者&筑波大学太田原教授。直径50キロ高さ2000メートルの異常物体O。エコーの二重現象だから中は空洞。"フジヤマ・レディー了解"。超伝導磁場発生装置。
新宿御苑て行ったことないけど聞くたびにこの映画を思い出すね。
同時につまらなかったことも思い出すよね。
しずく

しずくの感想・評価

3.0
「日本の事は結局私たち自身でやらなければならない」「できますかな。我々にそれが」

突然、巨大な雲が覆いつくした東京。家族を救うべく奮闘する主人公を描いたパニック映画。外交問題が取り上げられていて、興味深い内容でした。ただ、結局 謎の雲は謎のままですっきりしないのが残念。(2017年鑑賞@wowow)
yaaa

yaaaの感想・評価

4.0
東京が謎の雲状の物体に覆われて大騒ぎな、アメリカでよくあるネタをとっくに日本でやってたという誇らしい作品。なんですが東京の都市機能停止という内容を関西テレビが製作とツッコミどころ満載宣言で開幕。
早速、主要なキャラがジープに乗って登場と何かやらかしそうな雰囲気むんむん。ところが意外にも小松左京さんのシミュレーション的アプローチが「シン・ゴジラ」みたいに面白く約一時間はなかなか楽しませてくれる。
屋敷から庭を眺めてるだけで日本のフィクサーとわかる丹波哲郎さんや大滝秀治さんの大学教授の安心感、テキパキ動くアクティブな岸部一徳さんなど配役は「わかりやすい」というところを外していない。
綺麗な頃の名取裕子さんもよいし、クソ真面目な民間人 渡瀬恒彦さんも活躍してくれる。
しっとりした名取裕子さんを前にカッチカッチになった渡瀬恒彦さんがやせ我慢するという大人なシーンもある。

謎の雲を偵察機で観測するというシーンはミニチュアワークで「ライトスタッフ」の音速突破シーンの後一歩ぐらい魅せる。
そして渡瀬恒彦さんの名セリフが聞ける。
「新宿! 新宿御苑!!!」

そこで観るの止めていいし、「首都消失」はそのシーンを観る為だけの映画かもしれない。
直径50km高さ2000mの″異常物体O″と呼称される謎の″雲″に覆われ、外部との接触を完全に断たれた首都東京。
あらゆる物理的侵入(拳銃の銃弾をも跳ね返す!)を拒絶する″雲″を破り、隔離された中の人々を救い出せるのか?って話☆

″雲″の出現によって日本の中枢システムがダウンする混乱、それによる世界各国のリアクション、そしてなんとか″雲″を取り除き隔絶された人々を救い出そうと尽力する者達のドラマが描かれます。

様々な調査、トライ・アンド・エラー経て、″雲″は巨大なドーム状になっていて中は空洞であることや、場所によって″雲″の厚みが違うことが判明。
北斗電機研究所で開発された超電導磁力システムを搭載した特殊車両二輌を駆使して、比較的″雲″の薄いポイントを攻撃し穴を開けようと試みます。

未知の驚異に対して、残された人々が現在持てる力で創意工夫して立ち向かう、日本の怪獣映画を代表する特撮モノとして楽しめるのですが、唐突になんの説明も無く雲散霧消してしまう″雲″や、あまりにもクサい台詞回しとストーリー、そして
「ロンリークライ♪、マイロンリークライ♪」
と優しくも力強く歌い上げる盲目のロックシンガー・松尾豊の聞いているこっちの方が恥ずかしくなるような歌など、″ほつれ″要素が多すぎてクラクラします。

しかし、雲の中の状況はほとんど知らされず、生存者がいるかどうかも分からないまま(一応、子犬の生存が確認されるなど希望が提示されます)物語が終了するというのは個人的に嫌いではないです。

また、数日前に「吉原炎上」を観ていたわたくしとしては、名取裕子のキャリアウーマン然とした姿の内側にはエロい肢体が隠されているのだなグフフ、などと勝手に興奮して本筋とは違う楽しみ方をしていたことをここに告白します。

謎の雲を除去しようと努力する人々の姿よりも、雲の中でのパニックする様やサバイバル状態を描いた方が面白かったのではないかな、と感じた一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
北斗電機技術開発部部長/朝倉達也:渡瀬恒彦
フリーアナウンサー/小出まり子:名取裕子
関西放送報道部員/田宮洋介:山下真司
北斗電機研究所アルバイト/松永恵美子:石野陽子
筑波大学電子工学教授/大田原権造:大滝秀治
航空自衛隊二等空佐/佐久間英司:夏八木勲
関西放送報道部部長/川村:財津一郎
関西放送報道部カメラマン/小山:ザ・ぼんち・おさむ
北斗電機研究所所員/安原:岸部一徳
盲目のロックシンガー/松尾豊:松村冬風
郵政大臣秘書/三好大一郎:石橋蓮司
前民主党幹事長/中田代議士:丹波哲郎
OsamuSaint

OsamuSaintの感想・評価

3.0
東京地方はでっかい雲に覆われて、面白さまで見えにくくなってしまった模様です。
でもキライじゃない。
HK

HKの感想・評価

2.0
小松左京原作のSF小説を「宇宙戦艦ヤマト」「ああひめゆりの塔」などの舛田利雄監督が映画化。キャストは渡瀬恒彦、名取裕子、山下真司などなど

ある日、首都東京を覆うように巨大な雲のようなドーム状の気体が現れた。その結果、全ての交通網、通信網が使用不可能になり、誰も東京に近づけなくなった。主人公一味は科学的に分析して雲の正体を突き止め、首都に踏み込むことができるのか。

なんか、「シンゴジラ」で封印した日本のパニック映画の悪い所を全てぶち込んだような内容であった。ものの見事に糞。

序盤の導入場面はまあまあ良かったものの、そこからの展開の仕方はものの見事に日本映画的な蛇足ともいえる登場人物の個人的な思想とか考え、ホームドラマとかをふんだんに入れまくって緊張感が途切れて本当に退屈しました。なんかもう樋口版日本沈没にも精通するような緩慢な展開が本当に嫌でしたね。

中野昭慶さんの特撮は見事なのですが、その良さを潰すようなストーリーのダメダメっぷりにはちょっともう呆れちゃいましたね。なんでこう毎回こういうパニック映画になると日本って戦争とかそういう反戦ムード満々の話題を映画にぶち込むのでしょうかね。それが悪いとは言わないけど一切関係ないでしょ。

そして、終盤のメーサーで突入するシーンの後に本当に解決したのかも分からないような曖昧なラストになっていたのにハッピーエンドみたいな雰囲気に包まれて終わる展開もスッキリしないな~としか言いようがない。

私だったら、東京は焼け野原になっていたっていう結末にして娘のドロドロに溶けた亡骸を観て名取裕子の悲鳴が聞こえてバッドエンドにしますね。そうでもしないとスッキリしないよ。こういうパニック映画は曖昧に終わらせちゃいけないっての。

本当にしょうもない映画でした。小松左京原作の映画はやっぱり報われないな。

パニック映画に恋愛要素いれるの禁止!!
みつ

みつの感想・評価

3.0
残念、ただただ残念。

前半から中盤にかけては
悪くない。

急におかしな展開になります。

そして最後は消化不良。

最初からそのつもりで
鑑賞しないと損した気持ちに。

ただただ残念。
子供の頃、家族とはじめて観に行った映画がコレだったような?当時はつまらなかった印象だが、大人になってからの評価は?と思って観たが子供の頃の感性は正しかった。‘’東京の中心部が謎の雲に覆われ、内部の交通・通信・電波が遮断される。その中にいる人を助け出す‘’という原作のしっかりした土台があるのに、周りに人間ドラマや恋愛要素などのムダなシーンがとにかく多すぎる上にそれがつまらない…百歩譲ってそれらの要素を入れたとしてもストーリーの核となる、雲の中の人はどうなったのか?東京は再び機能するのか?そもそも最後もなぜ雲は消えたのか?雲の正体は何なのか?さえ触れずにまさかのエンディング…原作にいろいろ肉づけして駄作に変えてしまった悪い例
ザン

ザンの感想・評価

3.2
松村冬風の謎の熱唱は不可解だったが懐かしい名前だった。結局どうして首都圏があんなになっていたのかはよく理解できないままだ。