映画「エクスペンダブルズ」を観てきた。
有名アクション俳優を集めたアクション筋肉バカ祭り映画！
…だと揶揄されそうなスタローン主演、脚本、監督作品なんだけどもうね、おじさんはスタローン、シュワルツェネッガー、ブルース・ウイリスの3人が一緒に戦うまではいかないにしろ同じ画角に収まってるだけでもう無条件にテンションが上がっちゃう訳ですよ！バンバン！（←机を叩く音）
確かにアクション筋肉バカ祭りではあるんだけど。ただそれだけと思うなかれ。スタローン率いる傭兵部隊エクスペンダブルズ（エクスペンダブルズ＝消耗品軍団という意味）なんだけど「消耗品軍団→アクション俳優」というアイロニーが感じられてなんとも悲哀でかっちょいい・・・
共演してるジェット・リーも自分がハリウッドで受けたであろう人種差別をあえてネタにして笑いを取るあたりも逆境を乗越えてきた男を感じた。
旬のアクション俳優、老アクション俳優たちの生き様を感じられた男臭い作品で私はかなり気に入った♪
ただし何十年もアクション映画をみ続けてきた人にしか伝わらないかもしれない。前述の三人（シュワとブルースはワンシーンのみのちょい役）に加え、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ロークの面々がさらに豪華さをアップ！てかこっちがメインの役者だけど。これらのメンツを拝むだけでも見る価値はアリと私は思う。
（2010年11月03日レビュー転載）
