夏色ジーン

YOYOCHU SEXと代々木忠の世界の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

YOYOCHU SEXと代々木忠の世界(2010年製作の映画)
4.1
感想川柳「その深淵 到達すること 出来るのか」

これはやってる劇場が少なかったので、銀座まで観に行きました。( ゜ρ゜ )

アダルトビデオの世界でその名を知らない者はいないカリスマ監督、“ヨヨチュウ”こと代々木忠。3歳で母親を亡くし、親せきの家を転々とさせられた彼は札付きの不良だった生活を改め、23歳のときに結婚。しかし、派手なけんかが原因で前科がついたことから離婚を決意し、極道の世界に足を踏み入れ、波乱の人生が始まる…というお話。


これは一人のAV監督の半生を描いた作品ですが、日活ロマンポルノからアダルトビデオまでの歴史に触れることができる作品でもあります。( ̄ー ̄)

自分はこの監督の人となりが好きで観たようなとこがあります。人によってはつまらないかもしれません。(;゜∀゜)相方も寝てましたし。

この人から見たら性行為にはその人の悩みや過去などが投影されるらしく、軽く人生相談みたいな撮影現場になっているんですよね。((((;゜Д゜)))もちろんその全てが解放され、心がパートナーと重なると快感もハンパじゃないらしいです。(。>д<)「心」と「身体」は繋がっていると実感せざるをえません。

催眠やチャネリングなど普通のAVではやらないようなこともしてますけど、前述のような視点でみると結構面白いと思います。(^^;知らない、興味が無い人からしたら明らかに怪しいですけど、変な団体や宗教ではございません。(笑)

むしろイヤらしい視点で観てもつまらないと思いますね。f(^_^;テクニックでもないですし、パートナーともっといい関係を築くヒントがあるかもくらいの気持ちで。