愛おしき隣人のひじきのレビュー・感想・評価

ロイ・アンダーソン『散歩する惑星』、『さよなら、人類』の間に位置するリビング・トリロジー二作目。

相変わらずセットでの撮影。動かない固定カメラ。シュールな描写。失笑を生むブラック・コメディ。ダンダンとクセになっていく。

建物の中で演奏している楽隊員、テーブルクロス引きに失敗し死刑になる男、夫に「くそばばあ」と言われ授業中泣き出してしまう教師…。
様々な人間がいて、様々な事情があって、様々な出来事があって。
明日には希望があると信じて。

ラストには驚愕。