アノ

あじさいの歌のアノのレビュー・感想・評価

あじさいの歌(1960年製作の映画)
3.8
まるでレトロな少女漫画のような気取ってて洒落た台詞回しと、それを違和感なく身に纏う役者陣への演出。もはやファンタジーに思える幸福感。
石原裕次郎もこれくらいの緩い気取り方だと全然悪くない。
あくまで無関係の悪人たろうとする轟夕起子を見て「お母様…立派な方だわ」と心の中で唱える芦川いづみに涙。このクローズアップは物凄い。
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