アランスミシー

肉弾のアランスミシーのレビュー・感想・評価

肉弾(1968年製作の映画)
3.0
ナレーターやっぱ寺田農じゃなくて仲代達也だったか


なっが!

ニューシネマのように低予算を活かすわけでもなく、画や芝居で見せるわけでもなく、ひたすら言葉頼りで主張し続けるというクドさ、説得力ではなく説教臭さしかない。映画という媒体は大前提に言葉ではなく画で見せなきゃいけないという評価基準はどこ行った?
レーダーチャート式で評価するレビューサイト作らなきゃだな


岡本喜八作品8本見たけど過大評価にも程があるなと感じてしまった。
みんなどれ見て影響受けてるの?
庵野秀明といい、塚原監督といい
大誘拐、殺人狂時代、血と砂は面白いけど

園子温って岡本喜八の悪い部分引き継いでるような気がする。
寺山修司の繰り返し話方は詩的センスと品があるけど園子温と岡本喜八のソレには感じられない。

岡本は小津なのか木下なのか黒澤なのかはたまたマキノ雅弘及びサイレント期の巨匠なのかどっち付かずなのが問題かと
系譜がはっきりし過ぎて二番煎じ感しかない監督たちも多いけど、作家性で評価されてる巨匠の系譜を辿ると意外にもはっきりしてる事が多いから、如何に影響元を深く持ちつつそこから外れるかが大事な気もしてくる