マサモリ

悪霊喰のマサモリのレビュー・感想・評価

悪霊喰(2003年製作の映画)
4.2
何をしても、罪食い(シンイーター)に任せれば、罪を取り除いてもらい、天国へ行ける。どんな罪を犯しても大丈夫。なんてことになると信仰はいらない。それは信仰者にとっては恐ろしいこと。信者でなければ、この恐怖はわからない。とアマゾンのレビューに書いている人がいて、なるほどと思った。

自分は、ホラーサスペンスとして観た。ヒース・レジャーが大人しくて予想外。派手とかそんな意味でなく。受け身の主人公だから、演出の問題か。敵役の俳優さんがとてもスマートな演技で、そっちに目がいってしまった。信仰に対する対話が多いので、やや退屈かも。よく分かってる人は、そこがスリリングかも。