このレビューはネタバレを含みます
ソトニコフがキリスト、リューバクが裏切り者のユダとして、ゴルゴダの丘のエピソードをモチーフとした作品。
リューバクがソトニコフのことを「知らない」と言ってみたり、ソトニコフが「自分が罪を全て引き受ける」と言ってみたり、これ見よがしに丘を登るシーンを写してみたり、お約束の前フリはきちんとやるものの、ソトニコフ以外は放免されるのかと思いきや結局そうはならないし、リューバクは首をくくって自殺するのかと思いきやうまくいかないし、ここぞというところで裏切ってくる。神も仏もないということでしょうか。
スタンダードサイズって顔面の正面ショットが映えるなというのがよくわかる映画。裁かるるジャンヌを思い出すなと思っていたらFilmarksの「似ている作品」欄にばっちり表示されてた。炎628より先に表示されるの意外。この欄って人力じゃないですよね。
冒頭それなりに力の入った戦闘シーンにクレジットかぶせるのだいぶ思い切りがいいなとおもった。